A-zusaのブログ

ほんとの自分

おでんと日本酒

寒くなってきたので、おでんを炊いてみた。

おでんと言えば、たまご。

私は大根よりもジャガイモよりも、

たまご派なのだ。

おでんのたまごといえば、

思い出す事がある。

 

ある冬の日のこと。

行きつけの居酒屋で、彼が

おでんの大根をあてに、熱燗をを旨そうに飲んでいた。

なんか、大人な感じが、カッコ良い。

 

私は、アルコールといえば、ビール。

てか、ビールしか飲めない。

焼き肉にビール

お好み焼きにビール

焼き鳥にビール

ビール最高ー!!

だけど、なんか、カッコよくない。。

 

羨ましい。

 

出来れば、私も、

しっとりと大人の女性らしく、

カッコよく飲みたい!

 

そして決意する。

出来ればこの冬が終わるまでに

彼の隣でしっとりと熱燗を飲む❗️

 

彼とは長い付き合いだか、

結婚まで至らない。。

お互いバツイチで、

彼は2回目の結婚をする気はないらしい。

その気持ちは分かる!

でも、私は彼と結婚したかった!

心底惚れてしまったのだ。。

 

そもそも、専業主婦だった私は

アルコールとは、無縁の生活を送っていた。

バツイチになり、彼と出会ってから、ビール旨さ、飲み屋の楽しさを覚えてしまった。

彼は束縛しない人ではあるが、

付き合っていても、

いつも、なんだか寂しい日がある。

彼女と言うより、なんだか愛人のよう。

いつの間にかビールは私の必須になってしまった。

何年付き合っても、変わらぬ彼。

優しいけど、寂しい日々。

少しでも彼の中に入りたい

そんな気持ちが、

今回は熱燗に走ってしまった。

 

彼のいない日を狙って、居酒屋に足を運び

熱燗を注文する日々が続く。

幸い、この居酒屋は、日本酒が売りで、

各地の有名なものからマニアックなものまで、揃えていた。

店主も、ここぞとばかりに、日本酒のうんちくを伝えてくれる。

出来れば飲める以上に日本酒の旨さも分かりたい

うまい酒を見つけたい。

通うこと1ヶ月。

以外に早く私の体は対応し、

とうとう出会った!

新潟の【峰の白梅】

お手頃な価格なのに、飲みやすく旨い!

そして運命の日(笑)

彼がいつも通りに【なに飲む?】と聞いた。【んー、今日は特別冷えるから熱燗飲もうかな。いつもの峰の白梅で】

ついにこの日が来た。

彼の驚いた顔は予想通りである。

【やった】心の中でニヤけた。

そして、私は、やはり、大根ではなく、

おでんのたまごを頼んだ。

あつあつのたまごが来た。

熱燗をひと口、、いや、その前に、たまごをお箸で、割ろうとしたその瞬間、

 

たまごが爆発💥

 

すごい音が、響いた!

一瞬の出来事で何が何だかわからない。

気がつけばお皿にたまごは無く、

目の前は、木っ端微塵になった、たまごたち。。

おまけに大人っぽく決めた私の髪、顔、服にまで、

飛び散った たまごたち。。

顔が熱い。。

しっとりどころか。。

なんで??

他のお客さんまでが、大爆笑!

いや、それはないやろ。。

でもそのとき思った

箸で割ってて良かった。。

このまま、たまごを、口にいれてたらどうなってたのか、想像するだけでおぞましい。

店主は、慌てておしぼりをもって、謝りまくってる。

【大丈夫です。ほんとに大丈夫ですから】

と、言ってはみるものの、

たまごだらけの私。

予想外の展開。。

こんなはずでは、、なかった。。

 

それ以来おでんのたまごが怖い。

しかし、その2年後

私たちは15年目にして結婚した。

おでんのたまごを見るたびにあの日を思い出す。

皆さん、

おでんのたまごには気をつけてください。